山行日:2019年10月9日(水) 晴れ 二名
今回は蔵王連峰の西に位置する瀧山(やまがた百名山のひとつ)1362m
それほど標高は高くないが登り甲斐のある山である。
今回は竜山ゲレンデの登山口より登りはじめ、山頂を経てドッコ沼方面に進路をとり、途中の分岐からコエド越えを下って、ジャンプ台の脇へ出る周回コースを辿る。
このコースは登りはじめの登山口を探すのがやや面倒。
上の台の蔵王スカイケーブルの先、廃墟と化したリゾートホテルの脇を抜け、竜山ゲレンデ駐車場の奥へ行くと登山コースの看板がある。
少々アバウトなその看板の地図に従いゲレンデを登っていくと、登山口の標柱に出会う。
瀧山には何か所かの登山口があるが、このコースの良いところは、蔵王温泉とスキー場が一望できるところかな。コース途中の第一展望台、第二展望台
(勝手に命名^^;)の二箇所からの眺めは最高だ。
神楽岩の標柱から脇へ入ると第一展望台(神楽岩)に行き着く
第一展望台からの眺め
途中、ブナの木が根本から崩れ、数メートルほど岩をよじ登らなければならない箇所があった。しかしながら、トラロープが設置されているのでなんとか登れる。 四年前に登ったときはこんな箇所はなかったので最近のことだろうか。
更に登っていくと大きな岩の間を抜ける。
そこを過ぎるとすぐに、「瀧山山頂→」 「蔵王温泉←」の標柱があって、そこが「第二展望台」への分岐である
本道から分岐へ分け入り2~3分ほど薮の踏み跡を登ると切り立った斜面の上に出る。
ここが勝手に命名した第二展望台だ。
第二展望台からの眺めはなかなか壮大だ。
本道へ戻り山頂を目指す。
展望台からの景色を楽しみながらノンビリ登っても登山口から2時間ほどで山頂に着く。
山頂にはこれまであった山頂を示す標柱のうえに新たな看板が設置されていたが、デザイン的になんだか違和感のある看板だった。
それに「瀧山」が我々には馴染みのある漢字だが「竜山」になってるし。
いったいどっちが本当なんだろう。というか、どういうふうに使い分けているんだろう。
山頂から山形の市街地を一望できる。 すばらしい景色だ。
山頂に別れをつげ、ドッコ沼方面に歩を進め、前滝コースとの合流(分岐)を通過
(たぶん)ヒロハヘビノボラズ 初めて見た
これじゃ蛇だって登りたいとは思わない。
宝沢コースとの合流(分岐)を通過すると
すぐにコエド越えコースの分岐が出てくる。
今回はドッコ沼方面には行かず、コエド越えコース(蔵王温泉方面)を下り、竜山ゲレンデへ戻ることにする。
ハウチワカエデやヤマモミジが少しずつ色づいてきている。
あと2週間ほどすれば最盛期になるかな。
ゲレンデに出る直前に砂防ダム工事の現場があって、仮設登山道が設けられている
そこを通り過ぎれば、車を駐めた滝山ゲレンデ駐車場(看板のあったところ)へはもうすぐだ。
グルッと一周して4時間、腰の調子が今ひとつな私にとってはちょうど良い山行だった。