今日のスノーシューは、先日、清水の舞台から飛び降りる覚悟で手に入れた
防水防寒パンツのお試しを兼ねて。
購入についての記事はこちらで↓
このパンツ、ヘビーデューティな作業用なのでややゴワゴワ感があるが、実に暖かい。今日は雪の舞い散る中でのスノーシューだったが、気になっていた防水もきっちりしており、
質実剛健、頼もしい限りだ。
ただ、見た目が若干ダボダボで、そのへんが少々残念なところだが、実用には何ら支障がないし、
値段と
機能を考えたらこの辺が落としどころだろう。できるだけ長く使っていきたいものだ。
さて今日は更にもう一つおもちゃを持ってきた。
ガソリンストーブである。
極寒の雪中で食事をするときは(ポンピングとかプレヒートとかの面倒くささはあるものの)
白ガスのストーブのほうがOD缶よりも火力の点でアドバンテージがある(と思っている)。
ということで「
いま使ってるピークワンの調子も今ひとつだしぃ…」と自分に言い聞かせ^^;、この際だからと新たにひとつポチってみたのだ。
購入に当たってネット検索してみたら
MSRとか
SOTOとか、なかなか良い値段なので、私のような者にはおいそれとは手が出せない(涙)。
そんななか、Amazonで
中華製の安いものを発見した。
(amazonでのみ取扱)
モノは
fire-mapleのFMS-F5。白ガス用(レギュラーガソリンも可)だ。
ただし・・・
「中華製=安価=銭失い」
という避けて通れない
普遍の公式があるので、安いと言うだけでは安心できない。
ガソリンを扱うのだから下手な作りでは大事故に繋がりかねないし。
これもそんな
類なのかと検索してみたら、日本に
代理店を持ってるメーカーだった。
HP(
https://fire-maple.jp/)を見ても、アヤシイ日本語ではなく、ちゃんと読める日本語
(…っていうのもなんか変だけど)だし、
内外の評価もそれなりに高い。
ものは試しと勢いでポチッてしまった。
手元に届いてすぐに
燃焼実験してみた。
HPで発表されている数値は以下の通り
大きさ:五徳展開時 Ø178×84mm (五徳収納時Ø 80mm)
重さ: 本体179.5g ポンプ47.7g ボトル91.1g
出力: 3200W (2850kcal/h)
燃焼時の音がかなりうるさいが、ちゃんとガス化して
青い炎で燃える。
燃料調節のバルブはあるものの、火力の微妙な調節はあまり効かない。
私としてはそこまでの機能は求めていないのでその点はあまり問題ではないけど。
それよりもこの豪勢な火力を見ていると、寒中に弱々しく燃えるOD缶のストーブよりずっと安心できる。 中華製とはいえ、侮りがたし。
私のように
インスタントラーメンを煮るとか、
コーヒー用のお湯を沸かすとかのユルい使い方をする
ライトなユーザーにとっては、これで十分満足できる仕上がりだ。
実際、今日のスノーシューでも大いに
活躍してくれたしね。
(多分皆さんやっていることだと思うけど)使用時は、雪の上では五徳がすぐに沈んでしまうので、
100円ショップで売っているミニサイズの
金網を下に敷いている。
更に
天ぷらガードを雪に差して立てれば、風防としてちゃんと役に立つ。
ついでにレギュラーガソリンでも試用してみた。
若干ススが多いような気がする。 ただしはっきりしたエビデンスはない。
結論としては、予想より
コスパの良いストーブと言えるかもしれない。
中華製と言うことを納得の上で買うならじゅうぶんアリだと思う。
<追記>
今回購入したFire-MapleのFMS-F5だが、実は実戦投入前の試用2回目にして、燃料調節バルブの根元(オレンジのプラスチック部分)が割れてしまった。なんとか接着剤で処置できたので使用するには支障がなかったが、やはりこのへんは中華製のクオリティかもしれない。
ところがである・・・この不具合についてはダメもとでクレーム報告を代理店宛に出しておいたのだが、なんとまぁ、素早い対応ですぐに代替の部品が無償で送られてきた。さすがに日本の代理店があると対応が早い。3年保証があるし、不具合があった場合の対応がしっかりしているのはありがたいことだ。
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【蛇足】
ちなみに私が生まれた頃(
ほぼ60年前)に親父が使っていた
RADIUS(No.17)も使おうかと考えたが、さすがにこれはゴツすぎる。 30年ほど前にも一度引っ張り出してきて使ってみたことがあったが(
その時はなんとか使えた)、今となってはポンプ部のパッキンとか取り替えないと役に立たないだろうなぁ。
オークションとかで売れるかな( ´艸`)
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